アホウドリ繁殖地再生

  地元住民による継続した事業の確立を目的として、2017年から三井物産環境基金の助成金を受け実施しているアホウドリ繁殖地再生のためのモニタリング事業(2017-2019)です。

 2018年2月にはNHKの「ダーウィンが来た」で紹介されたカップルのイチローとユキの長男が、初めて聟島に帰還するなど、一歩ずつ成果がでてきている繁殖地再生事業です。伊豆鳥島では、2017年、長年の保護活動によりアホウドリの飛来数が5千羽を超えたそうです。聟島で実施している事業は、2008年に開始し、11年たってようやく6羽目のヒナが生まれたばかりで、鳥島のようになるにはまだまだ時間が必要です。

 今後も定期的に報告会を開催することによって、より多くの人々に本事業を知っていただきたいと考えています。また、行政機関に依存している保全活動を、観光業と結ぶことにより、エコツーリズムとして活動を継続できるよう模索していきます。

聟島でくつろぐイチローとユキの4羽目のヒナ

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今までの取り組みや生態を紹介するパンフレットです。英語翻訳バージョンもあります。

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