オガサワラハンミョウの保全(2015ー)

兄島にのみ生息するオガサワラハンミョウの数は減少傾向にありますが、その原因は明確になっていません。環境省では父島の世界遺産センター内で人工繁殖させた個体を兄島に移植する取り組みも進めています。BOISSでは長年、兄島でのオガサワラハンミョウの現地調査に関わっており、集めた情報が生息域外および域内での保全に役立てられています。

*巣穴確認による生息数記録

 毎年、成虫の活動期を終えた冬に生息地において幼虫の巣穴数を記録しています。

写真:巣穴調査の様子

写真:オガサワラハンミョウの巣穴